我慢は奴隷宣言

こんにちは、仙台の結婚相談所マリッジコネクトです。

先日のツイートをもとに、
今回は、我慢と恋愛についてです。

●我慢は怠慢な理由

●なぜ伝えることが大切なのか

●伝える時に気をつけたいこと

●我慢は怠慢な理由

「私の気持ちを察してよ」

という【押し付け】だからです。

本当は嫌なのに、わかってくれない

それは当然です。
自分と相手は全く違う人間であって、
あなたが嫌と思うことを「いいこと」だと
思い込んでる場合があるからです。

人間は、口があって言葉があります。

何千年も前の歴史を今知ることができるのは
先人たちが何らかの方法で"伝えてくれた"から。

それは建築物かもしれないし、絵かもしれない。
文書かもしれない。

いずれにせよ、ざっくりとでもわかるように伝えられることは
興味のある対象に対しての理解が深まる。

これと同じことです。

だから、同じ時を生きている人間である恋人同士が
伝えることを怠ったり、面倒くさいからと我慢することは
「どうぞ私を粗末に扱ってください。あなたの奴隷としていきます」
という主張の代わりになってしまう可能性が大きいです。

あなたは、そうした奴隷関係の結婚を望みますか?

口と言葉があるのに、それを使わないのは
人間として怠けていたい、という思いがあるから。

日本語の辞書が目の前にあるのに
「言葉の意味がわからない」というのと変わりません。

我慢は一番頭を使わなくていい、楽な方法です。
しかし、一瞬の楽さは、今後の長い期間自分を苦しめる毒になります。

我慢はセルフ薬物中毒。
何も解決しない、ということを覚えていてください。

●なぜ伝えることが大切なのか

結論はこうです。

育ち・環境・人間関係がまったく違う場所で育った人間同士なので
考え方や思想が違うのは自然なことだからです。

特に、日本は同調圧力と言って
「みんなやっているから、あなたもやらなければならない」
という考え方を強制する教育が続いているため
「察する」とイコールになりやすいです。

これは、戦争があった時代に必要な思想でした。
なぜなら、「私も、みんなも我慢している。
あなたが我慢しないのは、非国民だよね?」という
脅しに使いやすかったこと、
洗脳教育がしやすい人間に育て上げるのに手っ取り早かったからです。

今はどうでしょうか。

最近では、SNSでの誹謗中傷を「おかしい」と感じつつ
我慢していた方々が立ち上がり「おかしいことをおかしい」といえる
風が吹いています。
これは、日本にとってかなり大きな進歩だと思います。

ずっといじめられ我慢し続けた子どもが
大きな声で「やめてよ!」と主張することは悪いのでしょうか。

嫌なことをしてくる相手に対して、ハッキリと意見を言う行為は

「いやだということをわかってほしい。
わかってくれるかもしれないから」

という

【相手への関係改善を信じていること】
【自分の弱さを認めていること】
【勇気をもって相手と向き合っていること】

これらがないとできない行動です。

ここで、いじめられっこがいじめた相手を殴り掛かったら
どうでしょうか。

よく客観視していた人から見れば
「仕方ない」「そうなってもおかしくない」という意見もあるでしょう。

しかし、一方では「手を出したほうが悪い」と決めつける。
学校現場では、優秀な子が誰かをいじめていて、
いじめられてたほうが反発すると先生に通報する、というよくある場面です。

結果としては、やはり手を出したほうがとがめられやすい。
しかし、もとはと言えばいじめていたほうにも原因があります。

では、そのいじめられっこがいじめを我慢し続け、自殺したらどうでしょうか。
自殺したいじめられっこが悪いですか?
死に追いやったいじめっ子が悪いですか?

我慢を続けたいじめられっこに対し
「なぜもっと早く相談してくれなかったんだ」
こう思って悔しく思う人はいませんか?

それは、いじめられっこを大切に思う親や友達が
こんな風に悔み、助けられなかった情けなさにさいなまれる場合が多いと思います。

あなたを大切に思う人ほど「なぜ話してくれなかったんだ」と後悔するのは
「あなたの力になりたい、分かり合いたい」という気持ちがあるから。

人は、究極的に"死"や"別れ"という現実があって初めて
コミュニケーションの怠りを悔みます

だから、きちんと自分の意見を伝え、話し合うことを
放棄しては誤解が生まれやすく、すれ違いやすいのです。

子どもを殺害された親が、犯人を殺すことは悪ですか?
人種差別でひどい扱いを受けていた人々が
立ち上がって抵抗することは悪でしょうか。

どちらも一概に「悪」とは言えないはずです。
これが、日常にも潜んでいて、
「大切なめんどくささ(伝える)を
悔むころには遅い場合が多い」ということを
そろそろ気づき、心に留めたほうがいいかもしれません。

●伝える時に気をつけたいこと

こうした我慢し続けた先に
暴力・戦争・ケンカが起きてしまうことが多いのが
人間というものではないでしょうか。

これらは、「伝え方を一番わかりやすい形で表した」にすぎません。
あるいは、人によっては「間違った方法」と言ってもいいかもしれません。

何度も言いますが、人はそれぞれ個性があり、
親子と言えども感じ方・考え方は似る傾向はありますが
違っていることが当たり前です。

だから、"伝えること"が大切なのです。

ここで気をつけたいのが、ただガミガミ言うのではなく
「なぜそう思うのか?自分はどう感じたのか?」を
きちんと言葉にするということ。

「うるさい!あんたなんか嫌い!」と
突然言われたら、意味が分かりませんよね。

[あなたが、きらい]なのか
本当は[あなたの一部の行動が、きらい]なのかで大きく違いますし
「なんでけんか腰なの!?」と混乱するかもしれません。

(多くの場合、ケンカしたくてケンカをふっかけていることは少ない)

人は、一番大切なことは面倒くさく感じるものです。
赤ちゃんが話せるようになったと喜ぶのは
"人として、言葉でコミュニケーションできるようになった"からでもあります。

それを、成長するにつれて面倒くさがり
大きな誤解を生み続けていってしまいます。

風邪でのどが痛くて、しばらく声が出ないときのもどかしさが
ずっと続くと、おかしくなりそうに感じます。

それを無意識に選んでしまうのが"我慢"です。

我慢という手段を自分で選び、自分を苦しめている。
それは、自分を苦しめ、一番大切な人の首も絞め続ける。

そんな結婚生活で、幸せを感じられることは難しいでしょう。

嫌なことがあっても、ずっと我慢して意見も言えない関係は
奴隷を脅しながら雇っていることと同じです。

恋愛関係についての我慢は、
体・精神を破壊し、残るのは偽りの関係だけです。

「言葉があり、声も出せる」という手段が取れる。
相手の熱量、思いの強さを一番感じられる・伝えることができる方法です。

・何が気になったのか
・どんな気持ちになったのか

まずはこれだけでいいです。
まずはこれだけ相手に伝えられるようになってください。

そして、相手の主張を聞き入れる。
口論やもめごとの98%が「100%の悪はない」。

婚活では、こうした自分の怠慢を認めることから
始められると、より心のつながりを大切に出来る相手を選べる目ができます。

結婚する前に、よく自分を振り返り認め、相手を受け入れる。

強い絆の土台をつくり、心からの信頼関係を築ける夫婦が
1組でも多く誕生することを切に願っています。

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(※2020年9月 日本マーケティングリサーチ機構調べ )

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